犯罪被害者支援


全国初「旧優生保護法」による被害受けた家族らを救済する条例案が可決

2021/12/21
旧優生保護法下で不妊手術などを強いられた障害者やその配偶者に300万円を支給する全国初の被害者支援条例が21日、明石市議会本会議で可決されました。30日間のパブリックコメントや外部の検討委員会を経た修正案が提出され、賛成多数で可決されました。

可決されたのは旧優生保護法下で不妊手術などを強いられた被害者らに300万円を支給する全国で初めての被害者支援条例です。
支給の対象には被害者だけではなく国の一時金の対象から外れた中絶被害者、それに配偶者を含みます。
条例は12月24日から施行されます。


MBSニュース
全国初「旧優生保護法」による被害受けた家族らを救済する条例案が可決 兵庫・明石市
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20211222/GE00041666.shtml
(明石市 泉房穂市長)
 「明石だけではなくて、全国すべてがもっとやさしい社会になるよう頑張っていきたい」

朝日新聞
旧優生保護法の被害を救済する条例 明石市が改めて提案し可決
https://www.asahi.com/articles/ASPDP6VYTPDPPIHB011.html
旧優生保護法で障害などを理由に不妊や中絶の手術を強いられた市民とその配偶者にそれぞれ300万円を支給する兵庫県明石市の条例案について、市議会は21日、賛成多数で可決した。

NHKニュース
旧優生保護法で不妊手術強制の市民に支援金 明石市で条例成立
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20211221/2020016495.html
条例が成立したことを受けて明石市の泉房穂市長は「条例が可決されて市を誇りに思うとともに、優しい街になったと思います。ただ、市議会の全会一致ではなく、障害者の苦難の歴史を感じさせられ、まだまだやることは山積みです」と話していました。

サンテレビ
全国初の旧優生保護法の被害者支援条例 明石市議会で可決
https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2021/12/21/46981/
条例を主導した泉房穂市長は「条例が可決になったことについては本当に市民と明石の街を誇りに思う。優しい街にどんどんなっていっている。逆に言えばまだまだ不十分だし、全会一致ではない。そういう意味ではやるべきことは山積み」と述べました。 

神戸新聞
強制不妊で全国初の救済条例案可決 原告、市長ら喜びかみしめ
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202112/0014933569.shtml
泉市長は「市民が勝ち取った条例だ。この日が来たことを皆さんとともに喜び合いたい」と涙ながらに語った。

泉市長
ご高齢のお二人でもありましたので、私の思いとしてはスピード感の対応というものを強くもっておりました。
今日お二人に条例の可決をご報告できたのは、本当によかったなと思っております。
市民の声が今回の条例を勝ち取ったと思います。

以下泉市長twitterより
3度目の正直で、16対12での可決となった。この間、障害者をはじめ多くの市民が立ち上がり、賛成の声をあげ続けた。この条例は、市民が勝ち取った条例だ。私は、明石市民を誇りに思う。
この条例は終わりではなく、新たな始まりだ。他の自治体での制定、国の法改正を後押ししていきたい。
個人的な話となるが、この条例は私にとって人生の中間到達点となる条例だ。優生保護法下の障害者差別との闘いが我が家族の歴史であり、私が政治家を志した原点でもある。
優生保護法以上の障害者差別施策、兵庫県の「不幸な子どもの生まれない県民運動」下にて見殺しにされるはずだったのが我が弟だ。両親が命だけは助けてほしいと懇願し、障害のある弟を自宅に連れ帰った。それから我が家族の闘いは始まった。理不尽な仕打ちに耐えながら、子ども心に誓ったのは、復讐だ
障害者を差別し、見殺しにする、こんな冷たい社会を、そうではなく、障害者に寄り添い、助け合う、もっとやさしい社会にしたい。そのために自分の人生を捧げたい。そう自分に誓ったのは、小学生の頃のことだ。あれから50年。思うところあり、不覚にも涙してしまった。
冷たい社会を、やさしい社会に変えてみせる。それが、子ども心に自分に誓った思いだ。理不尽な世の中への怒りを胸に、誰も排除しない社会を目指して、政治を志した。復讐という言葉は激しい言葉だが、それは人に向けられたものではない。障害者を見殺しにしても構わないという制度に対するものだ。
2年前に制定された国の救済法は、①中絶手術を含まず、②配偶者を含まず、③請求期間5年限定で、④金額も少ないなど、不十分な内容。法改正を求めていきたい。
強い反対を受けながらも、市民の後押しを得て、過半数に達し可決されたことに意味がある。障害者の苦難の歴史に思いをはせるとき、明石市とて、まだまだこれからだ。
17年前の国会議員時代に、被害者支援などを訴えたときの映像です。被害者に寄り添う政治家でありたいとの思いは強まるばかりです。 本会議で代表質問「国民に身近な司法をつくること」と訴える!! https://youtu.be/HBjDZMXG6pU



以下は神戸新聞の映像です。
 

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